チリ対スペイン ×1-2

今大会チリの試合を初観戦。噂にきていたがチリのサッカーは面白い!前半のチリがひとり退場者を出すまではグループリーグのベストゲームのだったと思う。とにかくチリは攻撃も守備もスピードが半端じゃない。攻撃の際はボールを持った選手以外のの選手がとにかく走る。オシム監督ではないがリスクを恐れず攻撃に複数人が同時に絡みどんどんパスコースをつくっていく。ボールをとられたら、そん瞬間から高速プレスで相手に時間もスペースも与えない。2点を先制されはしたが内容的にはスペインを上回っていたと思う。惜しいのはスペイン相手で気合が入りすぎたのかアドレナリンが出すぎたのかファールが多すぎた。退場になったエストラーダの2枚目のイエローはミスジャッジだと思うが、審判の心証を悪くしていたのも事実。最後まで11人対11人の試合が見たかった。後半開始から3-3-3の布陣に変更したチリが猛アタックをしかけ、あっさり同点ゴール。しかし、スペイン相手にひとり少ない状況で3-3-3の布陣はすごい。普通は4-4-1とかにするんだろうけど。

その後は裏のスイス対ホンジュラスの途中経過を気にしながらの展開になり両者1-2のスコアのままで仲良く決勝トーナメント進出が決まることもあって、前半戦がうそのように一気にヒートダウン。結局そのままスコアは動かず、スペイン1位、2位チリで決勝トーナメント進出。初戦でスペインがスイスに負けたときはどうなるかと思ったが、最終的には全く順当な結果になった。

ワールドカップももう64試合のうち48試合が終わってしまった。決勝トーナメントは日本もいるし、すごく楽しみだがあと2週間で終わってしまうとなると、さびしい気がする。