ポジ・ポジ・ポジティブ
その瞬間は絶望的に辛かったけど、よくよく考えて冷静に振り返ってみれば最終的な結果以外はポシティブな事しかなかった。
今までの自分からは考えられないくらい積極的だったと思うし、今までだったらたぶんチャレンジすらしなかっただろう。
外れてしまったけど、少なくともPKを蹴る勇気はあった。
なんかいつかこの感覚味わったことあるなあと思ったら、大学受験の時の感覚に似ている。
九大に落ちた時はほんとこの世の終わりかと思うくらい絶望した。そういえば福岡から家に帰るまで4時間くらいずっと泣いてた。
結果的に広大に行くことになったけど、それが今の自分につながっていると確信できるし、心からそれでよかったと思っている。
結果どの大学に行ったという事よりその過程で精一杯努力をしたという事が自分の糧になったのだろう。
今回も後で振り返ってあれで良かったと言えればいいんだけどな。
書評
中古カメラの転売で月68万円稼ぐ! 岩佐式・ハイパービジネス超入門
- 作者: 岩佐忠幸
- 出版社/メーカー: 興陽館
- 発売日: 2012/10/29
- メディア: 単行本
- クリック: 77回
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ひょんな事がきっかけでこんなくだらない本を読むことになったけど、アマゾンのレビューにあるような詐欺師養成マニュアル的な本じゃなくてちょっとがっかり。というより、ネットで拾ってきてコピペしてまとめて、美辞麗句を適当に並べて、客観的なデータは一切示さず、当たり障りない事を書き連ねているだけの本だった。結局最後まで月68万円の答えは出てこなかったし。ただ、ヤフオク入門+ネットで拾えるコピペ的カメラの基礎知識のための本と考えれば人によっては利用価値があるかもしれない。個人的にはつっこみどころがたくさんあってある意味楽しく読めた。
以下、個人的なつっこみポイントベスト3です。
第1位 第1章-3 3万円3日の法則でハイパービジネス
著者の言うハイパービジネスとは簡単に説明するとこんな感じ↓
3万円3日の法則 (1週間4回仕入れ)
3万円が
↓
(45,000円に) →15,000円の利益ゲット!!
↓
45,000円が…
↓
(70,000円に) →25,000円の利益ゲット!!
↓
70,000円が…
↓
(110,000円に)
↓ 110,000円が…
↓
(142,000円に!!)
3万円が1週間で(142,000円)
1ヶ月で利益750,000円になりました!
"1ヶ月で利益750,000円になりました!"って月68万円じゃないんかい!!(笑)
僕の能力ではだいたいこの計算方法でなんで1ヶ月で利益750,000円になるのかすらよく分からない。
このあたりが凡人では理解できない“ハイパー”ビジネスの“ハイパー”たる所以なのだろう。
第2位 第2章-2 中古カメラ転売で稼げる12の理由
理由その7:市場が飽和しない
世の中にどれだけの数のカメラが発売されてきたのでしょうか。想像もつかないくらいの数であることは間違いありません。さらにレンズや周辺機器も含めるとその種類は無数と言っていいでしょう。私はこれまで10年以上中古カメラ転売を手がけ、利益を上げ続けています。その間に競合する方が増えましたが、そのせいで市場が飽和したりやりにくくなったことは、まったくありません。新しくカメラを始める人々や、転売で一儲けしようとする人々が日々参入し続けても飽和しない理想の市場、それがまさしく中古カメラ市場なのです。(原文ママ)
一切の客観的なデータを示さず、市場が拡大し続け飽和しないって言い切ってしまうのがまず“ハイパー”。ただ、著者自身が10年以上利益を上げ続けているのは事実かもしれない。しかしそれは市場が拡大して飽和していないのではなくて、著者の市場の中での“シェア”が高まっているからだろう。最新のカメラはともかく、クラシックカメラのような個体数が非常に限られている商品を扱っていて、その市場に参入するプレイヤーが増えても市場が飽和しないというのは明らかに詭弁。
市場の拡大と市場の中での“シェア”の拡大を混同して論じてしまうあたりがやはり“ハイパー”
第3位 第4章-12 上級編:店頭仕入れのワザ
(あげ足をとるような品のないつっこみです。すいません)
東京はもちろん、札幌、東北、名古屋、大阪、広島、九州などの地方の大都市には、たいてい中古カメラ店があります。直接買い付けに挑戦してみましょう。(原文ママ) 東北と九州は都市じゃなくて地方でしょう。たぶん、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡って書きたかったのかな?地方と都市を混同してしまうあたりがやはり“ハイパー”。
その後に全国中古カメラ店リストっていうのがあるけど、広島の店は一件も掲載されていないっていうおまけつき。
あるのかないのかはっきりしてほしいところです。
ただ、これは著者というより出版社の編集担当者の責任の方が大きい。ちゃんと校正しましょう。
P111に“自分より販売力のない出品者から仕入れて、自分の販売力を生かして高値で売り切る”とあるがこれがこの本というかこのビジネスの本質を一番端的に示していると思う。エンドユーザーの視点は全くなく、ただ売る側の儲けるという利己的な視点のみ。別にお金を稼ぐことも、ヤフオクも、カメラの転売もそれら自体は否定はしないけれども、実際の消費者であるカメラ愛好者を愚弄して稼ぐようなやり方には全く賛同できない。自分も祖父もカメラ愛好者だったので、なおさら腹が立つ。
著者のような商才があり、多少の批判はもろともせず、稼ぐことに執着できるような方は、日本で情報弱者を相手に本の出版や有料セミナー(塾)でチマチマやるのではなく、思い切って中国でビジネスを始めたほうがよいのではないかと思う。
この本の書評やヤフオクを使ったカメラ転売(売買)の注意点は以下のサイトで詳しく書かれているので、興味のある方(いないと思うけど)は参考されたし。
http://sukimonoya.jp/data/book_m05.html
http://kameraoku.web.fc2.com/index.html
香港に来てから、こういうインターネットビジネスというかネットワークヒジネス、情報商材ビジネスというものを目にする機会ができて、へえー世の中にはそんな商売もあるんだ(棒読み)と思う一方、自分には能力的にも性格的にも絶対できないので、凡人は凡人らしく、今の仕事に誇りを持って、地に足をつけて一歩一歩確実に、誰に対しても誠実に生きていきたいと思う次第です。
変なまとめになっちゃったけど、人生どこに気付きのタイミングがあるかわからない。感謝。感謝。
2013年始まりました。
2012年は結局一回しかブログ更新しなかったけど、たぶん2013年もこの一回しか更新しないと思う。
とりあえず2012年に立てた目標の検証を。
①→○
②→○
③→×
④→×
⑤→× 26冊
⑥→× 2012年11月14日に亡くした・・・。
⑦→△
というわけで恥ずかしながらほとんど当初の目標を達成できず。
2012年はざっと振り返ると、3月に前任者が上海に転勤になり、香港駐在は自分ひとりに。そこから6月までは怒涛でめちゃくちゃ忙しかったけど、今までの会社人生の中で一番成長できた期間だったと思う。6月以降はサッカーのワールドカップ予選、ロンドンオリンピックなんかあって、みんなでサッカー観戦会とかバーベキューとかやってたら、なんか知らんけど、急に知り合いが増えた。飲みに行く回数も極端に増えたし、前半とは逆にイタリアにいた時を除くと人生で一番遊んだ。一生付き合えるような友人も出来たと思うし、久々に本気で好きな人もできて楽しかった。
ただ、何か自分に残ったのかというと刹那的な楽しさでのみで何もなくどこか虚しい。仕事は決して疎かにはしていないが、ちょっと自分の本文を忘れていたと思う。
なぜ自分が香港に来たのか?? 仕事で成果を出したい。それを通じて自分を成長させたい。それしかない。遊びにきたわけじゃない。時間は有限だし。
大前研一氏の言葉に以下のようなものがある。
人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
1はほんとにやるしかない。時間を作って、読書と語学の勉強をする。2は無理だけど、3に関してはもっともう少し日本人以外の人とも付き合うようにしなければいけない。
なんか外国特有でたまにいる日本人のくせに意図的に日本人を避けるようなことはしないけど、せっかく香港にいるし、これはもっと意識しないと。
意識しないと楽な方に流れてしまう。
2012年も決して悪い一年ではなかったし、他人から見ると充実しているように見えるみたいだけど、自分としてはまだまだ不本意だったので、2013年はスタートからいろいろ躓いているけど
自分が心からやりきったと言えるような一年にしたい。
あとやっぱりブログも書こう。発信はFBに任せて、日記として書いたほうがいいな。
頑張ろう。
2012年元旦
明けましておめでとうございます。かなり久々の更新です。一年の計は元旦にありということで今年の目標を立てたいと思います。
①デジカメ買う
②ノートパソコン買う
③体重を65kg以下にする
④ゴルフのスコア120台
⑤本を52冊読む(2011年は43冊。詳しくはこちら→http://www.bookreco.jp/my/books/detail/1572#_=_)
⑥酒を飲んで記憶を亡くさない
⑦普通話と広東語のカラオケのレパートリーを増やす
まあこんな感じで。
でも真面目に2011年を振り返って。
とても変化のある年で今までと全く違う環境に飛び込んで、その新しい環境に溶け込む事、受け入れる事はある程度できた(かもしれない)と思う。
でも、自分の色を出すとか積極的にこっちから仕掛ける事は特に仕事の面で全然できなかった。
来たばっかりだしみたいな言い訳を自分の中に作っていたかもしれない、もうそんな言い訳できるほど若くないのに。
特に言葉の面は全然駄目。職場では日本語、普段の生活では下手の英語でもなんとかなってしまう環境に甘えて圧倒的に努力が足りなかった。もう香港に9ヶ月も住んでるのに広東語なんか何一つ分からんし。普通話も学校に通ってるのに全く上達してない。自分で言うのもなんだけど、イタリアに9ヶ月いた後はある程度は話せるようになってた。年とったせいかもしれんけど、あの時に比べたら必死さが足りてない。
2012年は全ての面で圧倒的な努力をする。
もう一回この言葉を心に留めとこう。
もし、あなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。
もし、あなたがもうダメだと考えるなら、あなたはダメになる。
もし、あなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら、あなたは絶対に勝てない。
もし、あなたが失敗をすると考えるなら、あなたは失敗をする。
世の中を見てみろ。最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか。
すべては人の心が決めるのだ。
もし、あなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ。
向上したい、自信を持ちたいと、もし、あなたがそう願うなら、あなたはその通りの人になる。
さあ、再出発だ。強い人が勝つとは限らない。すばしっこい人が勝つとも限らない。
私はできる。そう考えている人が結局勝つのだ
読書
香港に来て約1ヶ月。2月の辞令→広島から東京へ引越し→香港へ赴任とかなり慌しいこの3ヶ月だったけど、その割には自分の時間が多くとれ、また何かと移動してる時間が多かったので、かなり本を読むことができた。全部の本について書評なんて書けないので(時間的にも、自分の能力的にも)、気になった・印象に残った文章・フレーズをピックアップしてみる。
- 作者: G.キングスレイウォード,G.Kingsley Ward,城山三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/04/01
- メディア: 文庫
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正確にはこの本の著者ではなく、イギリスの大昔の詩人、ワーズ・ワースの言葉らしいけど。
“きのうを明るく振り返り、あしたに確信を持つ人”
さて、今日はどうしたらいいのかと疑問が沸いてくる。
うーーん。
“今日は休みだから昼間からビールを飲む人”(私です)
次、行きます。
- 作者: 長谷部誠
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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全体的に“若いのにしっかりしすぎだろ”とか“ホントにそんなこと毎日、考えて実践してるのか”、“心までイケメンなのか”とかツッコミどころ満載の本であるが、私が印象に残ったのは次の一節。
“僕は電気をつけたまま寝たことがない。本を読みながら、テレビを見ながら、ゴロンと横になって、いつのまにか寝ていたということがない。これを言うといつも驚かれるが本当だ”
そりゃ驚くよってまたツッコミ。こっちは電気・テレビ・コンタクト、3点セットで付けっぱなしで寝ることなんてしょっちゅうなのに。
要は夜の時間(特に寝るまでの1時間)をきちんとマネージメントして、いい睡眠をとって、明日にしっかり備えようってことらしい。これはちょっと真似してみようと思う。
この本の印税は全て地震の被災者に義捐金として寄付するらしい。
どこまで、人間できてるんだよ!
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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“日本が目指すべき国は、アメリカでもイギリスでもなく、イタリアです。具体的にはこんな国です”
中略
(政治)ぐちゃぐちゃ。「こんな奴が首相でいいのか?」といいたくなるレベル。
中略
“イタリアと日本の違いは「気の持ちよう」だけです。イタリア人の多くが「イタリアはこれでいい。素晴らしい国だ」と思っているのに、日本には「これではダメだ!」という人が多すぎます。一部にそういう人がいてもいいけど、みんながそんなことを思う必要はありません”
イタリアに住んだこともあるので、納得する部分がかなり多かった。
詳しくはコチラへ→http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100730
- 作者: 佐々木常夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/02/20
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課長なんかまだなってないし、そのだいぶ手前で足踏みしてますけどね、私は。
“私は、「幼稚園で習ったことをできるだけでリーダーになれる」と常々言ってきました。「誰とでも仲良くする」「仲間はずれをつくらない」「悪いことをしたら謝る」「困っている人がいれば助ける」。こうしたことをきちんとやっていれば、自然と社内人脈が広がり、君を助けてくれるようになるのです”
確かに、そう。でも、意外とできないんだよね。こんな簡単な事が。あと、「みんなと楽しく、歌って踊れる」っていうのも付け加えてはどうだろう。
祖国と母国とフットボール ザイニチ・サッカー・アイデンティティ
- 作者: 慎武宏
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2010/03/18
- メディア: 単行本
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“後悔したことも、自分の選択が間違っていたと思うこともないですね。むしろ今の自分の人生にやり甲斐を感じるし、辛く苦しいことがあっても負けてたまるかと思えます。僕は僕が選んだ自分の運命に、最後まで立ち向かわなくちゃいけない”
アジアカップ決勝でのゴールで有名になった李 忠成選手のことばです。背負ってるものがデカイなあ。
在日コレアンとか帰化とかっていう問題は非常にデリケートで軽々しく扱ってはいけない問題だし、ちょっとその話からはそれるけど、自分の考えとしては国籍・出生・宗教・所属している団体/会社とかで人を判断するっていうのはナンセンスで、その自分と関わる人を自分が受け入れるが否かの基準は、基本、その人と一緒に楽しく食事ができて、おいしいお酒が呑めるかってとこでいいんじゃないかと思う。ちょっと、違うかな。でも、それでいいよね。
- 作者: 大前研一,柳井正
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/29
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“うまい英語とは、流暢に話せることではありません。世界の共通語は英語ではなく、文法もイントネーションも不正確な「ブロークン・イングリッシュ」なのです。ビジネスの世界で一番大切なのは、相手にどんなことを伝えたいのか、どんな結果を残したいのかを考えることです”
確かに。別にはなから、英語で論文書くとか本書くとか人前で演説するなんてことは目指してないし、要は目の前にいるごく少数の人間とコミュニケーションとれればいいんだもんね。この際だから、ブロークンイタリア語、ブロークン中国語、ブロークン広東語もやってみよう。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/10/21
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久々に読んだ村上 龍氏の長編小説。こんなに“読み込み”に苦労した小説は初めてだ。とにかく場面設定が今の日常だったり、想像とかの範囲を遥かに越えているので、単なる文章としては読めるけどそれをイメージを伴ったものとして、読み込むのに相当頭をフル回転させた。(けど、最後までよく理解できんかった)
“生きる上で意味を持つのは、他人との出会いだけだ。そして、移動しなければ出会いはない。移動が、すべてを生み出すのだ。”
今いる場所から一歩でも踏み出すことが大切ってことで。
1日2400時間 吉良式発想法 ― 他人の人生を盗めばアイデアは生まれる!
- 作者: 吉良俊彦
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 単行本
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最後はちょっと長いっす。
これも著者ではなく、別の人の言葉。(出典・作者不明らしい)
“もし、あなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。
もし、あなたがもうダメだと考えるなら、あなたはダメになる。
もし、あなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら、あなたは絶対に勝てない。
もし、あなたが失敗をすると考えるなら、あなたは失敗をする。
世の中を見てみろ。最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか。
すべては人の心が決めるのだ。
もし、あなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ。
向上したい、自信を持ちたいと、もし、あなたがそう願うなら、あなたはその通りの人になる。
さあ、再出発だ。
強い人が勝つとは限らない。すばしっこい人が勝つとも限らない。
私はできる。そう考えている人が結局勝つのだ”
要は“諦めたらそこで試合終了ですよ”って事ですね。
久々に文章書いたら疲れた----。
なので
“安西先生、ビールが飲みたいです”
2.26 与倉さん結婚おめでとう!
去る2月26日、大学時代の友人の与倉さんの結婚式に出席。
久々会うメンバーも多く、いつもどおり楽しい時間が過ごせた。
途中、主役の与倉さんがお眠になるハプニングがありつつも、式は進み、
与倉さんからの無茶ぶり気味のスルーパスを受けての我々の余興。
俺がヒーローになる、ヒーローになるって自分に言い聞かせてピッチに立ちました。
その様子がこちら。
なんとかややうけが続く感じでつつがなく終了。
今回の余興で僕は改めて場の空気をよむことの大切さを学びました。それを身をもって教えてくれた僕らの永遠のジョニー、H田 康浩氏にspecial thanks!!!(笑)
何はともあれ与倉さん、結婚おめでとう!!
お疲れのところ、3次会まできてくれてありがとね。
本の感想
別にパチンコはやった事もないし、これからもやらないと思うが、周り(職場)にパチンコをやる人が多く、なんでいい大人が時間とお金をあんなに投資しているのか、かなり否定的に思っているので、興味を持って読んでみた。
筆者も本の中で書いているが、テレビ・雑誌・新聞等のマスメディアが報道しないパチンコ業界の内情を告発している点は大いに評価できると思う。ただ、全体的に綿密に取材し、客観的なデータを示し、自分の論拠を明らかにするというより、自分の思い込みで書いていることが多く、?な部分が多々あった。
例えば
“学校で、子どもが給食費が払えなくなるケースは、パチンコで負け続けている母親に多い。”
“子殺し、親殺しは、パチンカーに多いといわれている”
“この国の将来を、担ってもらわなくてはならない若者達を、パチンコで苦境に追い込んでいる現実がある”
さらにパチンコから一歩踏み込んでこんな一節もあった。
“この国の、社会の荒廃が進んだのは、長年にわたるパチンコの野放しと、直近では小泉政治が原因と言っても過言ではない。”
これはさすがに過言だと思いますが・・・・。
ただ、現在のパチンコ業界のテレビCMや新聞広告の多さは異常だと思うし(特に地方ではパチンコがないと地域経済がまわらないじゃないかくらいの勢いがあるように思う),、パチ屋に開店前に列を為して並んでいる人たちを見ると哀しい気持ちになるし、著者の若宮さんにはもうちょっと取材なり、正確なデータを示すなりして、この問題に切り込んでいってほしい。
個人的にパチンコについてひとこと。
パチンコ業界(ホール業)の市場規模が約21兆円。しかしこの数字はお客さんがパチンコ玉に変えたお金の総額であり、実際はそこから勝つ人もいるので、パチンコ屋の利益の総額ではない。で、お客さんがパチンコで負けた金額の総額=パチ屋の利益総額は4兆円くらいらしい。その辺のことはこちらのブログに詳しく書かれています。
http://ameblo.jp/p2kokeshi/entry-10626173205.html
という数字のからくりはあるにせよ間違いなく一回は21兆円ものお金がパチンコ台に吸い込まれているのである。
この金額はとてつもなくでかい。
ちなみに
アパレルの市場規模は7兆円〜8兆円(http://www.nri.co.jp/publicity/n_letter/2006/pdf/nl20060202.pdf)
書籍・雑誌の市場規模が2兆円を割り込むくらい(https://www.jagat.jp/content/view/1964/333/)
音楽業界の市場規模が1兆6000億円〜7000億円(ttp://onluckbiz.blog133.fc2.com/blog-entry-13.html)
映画の興行収入が約2200億円(http://www.daily.co.jp/society/main/2011/01/27/0003766170.shtml)
スポーツ参加市場規模約4.1兆円(http://www.murc.jp/report/press/081014.pdf)
なんでみんなが服や本やCDを買ったり、コンサート・映画・プロ野球/サッカーの試合を見に行ったりする金額の総和が約16兆円で、こんなに束になってもパチンコの21兆円にはまだ及ばないのかと思うと確かにこの国を将来も危うい気がする。
別に自分のお金で自分の時間に何をしようと人の勝手だし、パチンコする人になんの罪もないと思うが、なんらかしらの国としての規制なりなんなりは必要なのかなと思う。
ごくごく個人的な意見だけど、パチンコに時間とお金を投資するよりはオシャレな服を着たり、本読んだり、音楽聞いたり、映画見たり、サッカーの試合見たりする方が人間として豊かな生き方がおくれると思う。
(当然、パチンコやる人が全く服買わないとか本読まないとか音楽聞かないわけじゃないけど・・・)