ノーベル平和賞サミット

お目当ては今回、平和サミット賞を受賞したロベルト・バッジョ。若干、本来の意義とは違っているのは百も承知だが生のロベルト・バッジョが間近で見れるチャンスなど滅多にないし(それも広島、自宅からチャリで10分足らずの平和公園で)、朝早くから平和公園へ。ノーベル平和賞サミットだけあってその他の出席者も凄い人たちだった(当たり前)
今回、出席していたノーベル平和賞受賞者はこちらの6名。

モハメド・エルバラダイ
マイレッド・マグワイア
ダライ・ラマ14世
ジョディ・ウィリアムズ
シリン・エバディ氏
フレデリク・デクラーク氏

ダライ・ラマ14世はさすがに知っているが、そのほかはモハメド・エルバラダイ氏とフレデリク・デクラーク氏が名前を聞いたことあるくらいで、その他の方は全く知らなかった。せめて行く前に調べていけばよかったなと反省。というわけで少し調べてみた。


モハメド・エルバラダイ氏・・国際原子力機関IAEA)の事務局長 http://bit.ly/aPpaYG
マイレッド・マグワイア氏・・北アイルランド問題の平和的解決に取り組む組織Community of Peace Peopleを設立 http://bit.ly/d7KM8N                                         
ダライ・ラマ14世・・チベット仏教最高指導者 http://bit.ly/lEsPA  
ジョディ・ウィリアムズ氏・・アメリカの教師で、平和活動家。バーモント州出身。地雷禁止国際キャンペーンの初代コーディネーターとして、対人地雷の禁止および除去について活動している http://bit.ly/bLkIwT
シリン・エバディ氏・・イランの弁護士で、人権活動家、民主運動家 http://bit.ly/b15zMb
フレデリク・デクラーク氏・・元南アフリカ大統領 http://bit.ly/bSe23Z
(詳しくはウィキペディアで)


やっぱりダライ・ラマ14世の迫力・存在感が圧倒的だった。一応、英語で(結構ブロークンな感じでしたけど)話していたけど、何かそういうどこの言葉とかでなく人間が話す人間の言葉って感じで意味がよく分からなくても聞く人を引き込むようなスピーチは凄いものがあった。

あと、ジョディ・ウィリアムズさんはアメリカの気さくなおばちゃんって感じでした。他の人がスピーチしている間、ダライ・ラマ14世とジョディ・ウィリアムズさんが退屈だったのかわからないけど、ふたりでこそこそ話していた姿は微笑ましくて、この人たちも普通の人間なんだなと思った。

そして、ロベルト・バッジョ。髪の毛は真っ白だし、少し太っていたけどやっぱりカッコよかった。スピーチの内容はだいぶ長かったので、詳細は覚えていないが、ミャンマーアウンサンスーチーさんの解放の運動に深く関わっていたというのは少し意外だった。仕立てのいいスーツを来て、時折ピアスがキラキラ光る姿はさすがイタリア人でした。最後に会場から退出するときにほんと10Mくらい先で見た時はちょっと鳥肌もの。中にはサインもらった人や握手してもらった人もいたみたいで、相当羨ましい。惜しむらくはバッジョが登場したくらいでちょうど、デジカメの電池がきれて撮影できなかったこと。携帯でもとったけど、さすがに遠すぎてよく見えない。でもこの目にしっかり焼き付けたのでまあよしとしよう。


一応、携帯でとった写真。奥のかすかに見える白い頭がロベルト・バッジョです。