日本対オランダ ×0-1

出張のため松山のカフェでPVにて観戦。やっぱり大勢で日本代表の試合を見ると盛り上がる。そのお店も満員だったし、他に何軒かサッカー観戦できる店を探したが、どこも満席で、なんだかんだでワールドカップが始まるとみんなそれなりに盛り上がってる気がする。職場でもワールドカップの話題が日本以外の国の話題も自然に出てくるのを見ると日本にもサッカー文化が少しずつ根付いてきたのかなと思う。

試合は当初の予想通り圧倒的にオランダペースで進んだ。ただ、いくつかのメディアで日本が超守備的布陣だったというような論説があったが個人的には若干的外れなように感じる。サッカーは相手があるスポーツなので、相手との力関係のなかで当然、守備をする時間が長くなる場合もある。しかも、相手がオランダともなれば力関係としても相手のプレースタイルからしてもボールキープされて、守備をする時間が長くなるのは当たり前だ。昨日の日本は確かに守備をする時間は長かったが、極端にディフェンスラインを下げていたわけではなかったし、ボールを奪って、攻撃をする際にはある程度の人数をかけていたし、その証拠にいままで封印されていた(?)駒野・長友の両サイドバックの攻撃参加も何度かあった。単にその攻撃のクオリティーがオランダを上回るものではないために攻撃の回数も攻撃にかける時間も短くなり、相対的に守備の時間が長くなっただけの話だ。

まあそれはいいとしても、結果的に最小失点差での敗戦は非常に意味ある敗戦になった。その後に行われたカメルーンデンマークの結果を受けて、第3戦のデンマーク戦で引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるからだ。

アウェーのワールドカップでこんなシチエーションでヨーロッパの格上の国とグループリーグ突破をかけて戦えるなんてなんという幸せなんだろう。